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【コラム】「木育」で感性豊かに!
「木育×プログラミング教育」を掲げるMOCKUPプログラミング教室。
今までプログラミングに関する記事が多かったので、今回は「木育」に注目してみたいと思います!
「木育」と言う言葉の始まりは、平成16年に北海道庁が中心となって発足した「木育」プロジェクト。
「木育」の理念を提言したり、それを土台とした施策を考えたりするプロジェクトでした。
「木育」で重視されているのは、単に知識を身につけることではなく、木をどのように生活に生かすのがよいかを考えられるようになったり、環境問題や社会の成り立ちへの関心が高まったりすることです。
幼い頃から木と触れ合う(作ったり、使ったりする)ことで、感性が高まります。
感性とは、常識や固定観念にとらわれていないその子のありのままの感覚で、「楽しい」「気持ちいい」「美しい」「不思議だな」「なんでだろうな」「変だな」「嫌だな」など、とても多岐にわたります。
それらの感覚は、いろんな素材に触れたり、いろんな場所へ行ったり、いろんな経験をしたりしてこそ育まれるもの。
本やテレビで知識を得るだけでなく、実際に木に触れる中でその一つ一つの違いを感じたり、感想を抱いたりすることがその子の感性を高める助けとなるでしょう。
しかし、今では都市部を中心に自然から離れた生活が主流となっています。
地方においても、様々なリスクを避けたり、日々の忙しさに追われたりして、意識しなければ木に触れる機会が減ってきているように感じます。
例えば、収納ボックスひとつとっても木製ではなくプラスチック製品が多く出回っています。
その他にも、スプーンやストローなど身の回りにあるいろいろな物がプラスチックでできています。
かつては自然の中で遊ぶことが当たり前で、「木育」を意識せずとも木に関する知識や木を生活の中に取り込む術が身についていました。
その習慣が薄れてしまった今、木に触れる生活を送るのは難しいように感じますが、そうとも言い切れません。
コロナ禍で見直される密じゃない山村の空間。
ICTが可能にした場所を選ばないワークスタイル。
今までとは違う視点から生活を見つめ直すことが多くなりました。
MOCKUPプログラミング教室は、新しい技術に触れながらも自然を身近に感じられるよう、木や森、山をテーマにした教材を開発・使用しています。
さらに、課外授業として林業の現場を見学する機会も設けてきました(※不定期開催となっております)。
ぜひ自然との関わり方を再考するきっかけにしていただけたらうれしいです。
引き続き、オンラインによる無料体験授業の参加者を募集しております!(詳しくはこちら)
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